箕面の滝は幽霊が出る心霊スポットとしても知られています。箕面の滝で一体何があったのか、どんな心霊現象や事件が起きているのか。
大阪府にある箕面の滝で実際に体験した怖い話を紹介します。
第1話「あの時見たもの」
最近分かった事なんですが、30年近く前に夏の昼間、妻と滝を見に行った所、女性と子供が滝の上に立っていて、妻にあんな所に行けるんだねって話すと、この人何言ってるんだろうと不機嫌な表情されたので、その時会話を辞めたんですが、先日ユーチューブの心霊動画を何気なく見ていたら、同じ様に滝の上に2人立って居る心霊動画を見たので、同じ様な体験をしました。
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祖父の代から箕面に住んでおります。
西暦658年に役小角行者が開山されて以来、現地まで様々な史跡が残る通り、箕面大滝を含むこの辺り一帯の山々は霊山でした。
その中心になっていたのが現在も残る龍安寺で、山林一帯にお堂が築かれ修験道の修行が盛んに行われていました。
明治以降には廃れてしまいましたが、その後も地元に住む者にとっては信仰の対象になってきた場所です。
2015年に滝付近のテーブルにて人間の頭蓋骨が発見される事件がありました。
そのことをふと思い出して母と話したことがあります。曰く、
「山に入って死んだ人のご遺体を誰かが見つけてしまったんだろう。通報して色々聴取される面倒を嫌って、わかるところに置いて行っただけなんじゃないかな」
近年になって開発が進み、箕面駅〜箕面大滝まで全て舗装されていますが、50年ほど前は土の道と細く険しい登山道が続く奥深い山だったと言います。
それより以前ともなるとほとんど富士の樹海のようなもので、母方の祖父の語ったところでは
「その辺で遺体を見つけるのなんかそう珍しくもなかった」とのこと。
今ではそんな面影もない現地ですが、歴史ある土地には相応の曰くがあるものですね。
また、これは作家・田辺青蛙さん著『紀州怪談』に触れられていた話になりますが、道中に「石子詰」と呼ばれる場所があります。登山口への分岐点ですので標識が立っております。
石子詰とは「掘った穴に罪人を座らせ、小石を詰めて生き埋めにする」刑罰だそうです。
ここで小石を持ち帰ったという人が悪夢に魘され、拝み屋に相談したところ原因が拾った石だとわかり、元の場所へ返しに行ったという話もあります。
箕面のこの場所において"石子詰"が行われたという文献や証拠は無いようですが、或いは小石と共に、箕面の山に眠る何者かを拾って帰ってきてしまったのかもしれません。
名無し
引用:箕面の滝 - 全国心霊マップ