八箇峠トンネルは幽霊が出る心霊スポットとしても知られています。八箇峠トンネルで一体何があったのか、どんな心霊現象や事件が起きているのか。
新潟県にある八箇峠トンネルで実際に体験した怖い話を紹介します。
第1話「タクシー運転手の体験談」
八箇峠トンネルには白い服を着た女性の霊が出没する。
これはあるタクシー運転手が体験した話だ。
ある夜、客を送り届けたあと八箇峠を通っていた。
ちょうどトンネルに入ったとき、ふとバックミラーを見ると後部座席に白い服を着た女性が座っていた。
運転手は戸惑った。
さっきの客は確実に送り届けたし新しい客を拾ってもいない。
車内に人がいるはずはない。
そう思い後ろを振り向いて後部座席を確認すると誰もいなかった。
やっぱり見間違いだったかと安心して再度バックミラーに目をやるとまたも白い服の女性が座っていた。
実はこの運転手は生まれながら霊感が強く子供のころからたまに心霊現象に遭遇することがあった。
女性の霊に攻撃性はないと直感で感じたため特に恐怖心は感じなかったそうだ。
しばらくタクシーを走らせているといつのまにかミラーから女性の姿は消えていた。
その後も八箇峠を通るとときどき霊の気配を感じるという。
同じような体験をした人は他にもいる。
目撃談を照らし合わせると女性は一昔前の格好をしていたようだ。
そのことから八箇峠トンネルで起きた焼身自殺や爆発事故との関係性は無いと思われる。
おそらくもっと前からこの場所に住み着いている霊なのだろう。
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